昨日(2015年1月29日)の動向
東京市場では、前日のFOMC後のリスク回避による円買いの流れが巻き戻される形で円売りが優勢となり、米ドル/円は一時118.10円レベルまで上昇しました。海外市場では、米新規失業保険申請件数が、前週比4.5万件減の26.5万件だったことから米経済の見通しに楽観的な見方が広がったものの、市場の反応は限定的。米ドル/円は118円前半レベルでの推移となりました。
2015年1月29日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 117.578 | 118.481 | 117.379 | 118.273 |
ユーロ/円 | 132.713 | 134.058 | 132.388 | 133.882 |
豪ドル/円 | 92.784 | 93.298 | 91.371 | 91.807 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年1月30日)の展望
【米ドル/円】
FOMC等の重要イベントを通過し市場は新たな材料を探る展開となっています。直近上値では、118円台半ばレベル、下値では117円台前半レベルを上下どちらに放れるかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 118.60 | 119.30 | 116.90 | 116.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ギリシャ情勢の落ち着きやスイス中銀のユーロ買い観測からユーロ/円は堅調に推移しています。上値では、直近高値134円台半ばレベルをしっかりと回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、132円台半ばレベルや大台の130円ちょうどなどがサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 134.40 | 135.10 | 132.40 | 130.90 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
商品市況の下落やギリシャ情勢の落ち着きから対ユーロでの豪ドル売りが活発となっています。直近の上昇起点である昨年10月安値の91.70円レベル付近で下げ止まるかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 92.40 | 92.90 | 91.70 | 90.80 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年1月30日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年1月30日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 18:30 | (英)12月消費者信用残高 | 12億ポンド | 13億ポンド |
★ | 18:30 | (英)12月マネーサプライM4 (前月比) | - | 0% |
★★ | 19:00 | (欧)12月失業率 | 11.5% | 11.5% |
★★ | 19:00 | (欧)1月消費者物価指数 速報値 (前年同月比) | -0.5% | -0.2% |
★★ | 21:00 | (南ア)12月貿易収支 | 16億ランド | -57億ランド |
★★★ | 22:30 | (カナダ)11月GDP (前月比) | 0% | 0.3% |
★★★ | 22:30 | (米)第4四半期GDP 速報値 (前期比年率) | +3.0% | +5.0% |
★★ | 23:45 | (米)1月シカゴ購買部協会景気指数 | 57.5 | 58.8 |
★★ | 24:00 | (米)1月ミシガン大学消費者態度指数 確報値 | 98.2 | 98.2 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します