昨日(2014年12月16日)の動向
東京市場では、世界的な株安を背景にリスク回避に伴う円買いが継続。日経平均株価が大幅に下落したことからリスクオフの流れが続いたことに加え、年末を前にポジション調整の円買い・米ドル売り動きも加わり、米ドル/円は一時116円半ばレベルまで下落しました。海外市場では、原油相場の下落や市場の事前予想を下回る米経済指標などを受け、米ドル/円は115円台半ばレベルまで下落。ただ、下値では値頃感からの押し目買いも見られ、米ドル/円は117円台を回復。その後116円台後半レベルでもみ合う動きとなりました。
2014年12月16日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 117.867 | 117.998 | 115.561 | 116.388 |
ユーロ/円 | 146.623 | 147.027 | 144.960 | 145.599 |
豪ドル/円 | 96.815 | 96.956 | 95.288 | 95.661 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年12月17日)の展望
【米ドル/円】
上値では、118円台をしっかりと回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、昨日につけた安値の115.50円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。115円台を下抜くと日足・50日移動平均線が位置する114円ちょうどが次のターゲットとして意識されそうです。明け方発表控えるFOMCの内容に注意を払いたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 118.40 | 119.00 | 116.00 | 115.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
146円から148円のレンジ圏を下抜ける動きとなりました。上値では、146円台を早期に回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の145円がサポートとして機能するか焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 147.00 | 148.00 | 145.00 | 144.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、日足・200日移動平均線が位置する96円前半レベルをしっかりと上抜くことができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の95円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 97.45 | 98.00 | 95.00 | 94.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年12月17日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年12月17日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:30 | (英)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 | 48.6 | 48.4 |
★★ | 19:00 | (欧)11月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) | 0.3% | 0.3% |
★ | 22.30 | (米)11月消費者物価指数(CPI)(前月比) | -0.1% | 0.0% |
★★★ | 28:00 | (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 | 0.25% | 0.25% |
★★★ | 28:30 | (米)イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 | - | - |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します