昨日(2014年9月8日)の動向
東京市場では、先週末発表された米雇用統計の8月非農業部門雇用者数(NFP)が市場の事前予想を大きく下回る結果となったものの、米ドル/円は105円台前半レベルで底堅い値動きとなりました。海外市場では、米10年債利回りの上昇などが米ドル買い支援材料となり、米ドル/円が上昇。先週末に記録した年初来高値105.70円レベルを上回ると、米ドル買い・円売りが加速し、米ドル/円は2008年10月以来の106円の大台を回復。106円台を維持してこの日のNYクローズを迎えました。
2014年9月8日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 105.121 | 106.083 | 104.992 | 106.024 |
ユーロ/円 | 136.176 | 136.981 | 135.886 | 136.718 |
豪ドル/円 | 98.438 | 98.586 | 98.067 | 98.393 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年9月9日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は先週末の年初来高値を上回り106円台に乗せる動きとなりました。上値では、節目の106.50円や107円ちょうどなどを意識しながらの値動きとなりそうです。一方下値では、106円ちょうどや105.50円、105円ちょうどなど各節目がサポートとして機能するか見極めながらの値動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 106.50 | 107.00 | 105.00 | 104.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は米ドル/円の上昇につれ高となり136円後半レベルまで上昇しました。上値では137円台にしっかりとのせきることが出来るかが焦点となりそうです。一方下値では136円ちょうどや135.50円レベルがサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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ユーロ/円 | 137.00 | 137.50 | 135.50 | 135.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル円は引き続き底堅い値動きとなっています。上値では99円ちょうどを超えられるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の97.50円レベルや97円ちょうどなどがそれぞれサポートして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 99.00 | 99.50 | 97.50 | 97.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年9月9日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年9月9日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 17:30 | (英)7月製造業生産指数(前月比) | 0.30% | 0.30% |
★★ | 17:30 | (英)7月鉱工業生産指数(前月比) | 0.2% | 0.3% |
★★ | 19:45 | カーニー英中銀(BOE)総裁、発言 | N/A | N/A |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します