昨日(2014年9月5日)の動向
東京市場では、前日NY市場での米ドル買いの流れを引き継ぎ、米ドル/円が年初来高値を更新。一時105.70円レベルまで上昇しました。その後は米雇用統計を控えた手仕舞い売りから105円台前半レベルへ下落しました。海外市場では、注目の米雇用統計発表され、雇用者数が大幅に鈍化したことで一時ドル売りが優勢となり、米ドル円は一時104円台後半レベルへ下落しました。しかしながら、その後はNYダウや米債利回りの下落幅が縮小したことで米ドル/円は買い戻され再び105円台へ値を戻す展開となりました。
2014年9月5日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 105.249 | 105.708 | 104.644 | 105.086 |
ユーロ/円 | 136.189 | 136.608 | 135.818 | 136.092 |
豪ドル/円 | 98.350 | 98.669 | 98.244 | 98.540 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年9月8日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は底堅く推移。年初来高値を更新したことから上値では106円を意識しての値動きとなりそうです。一方下値ターゲットとして、節目の105円ちょうどや104円台半ばレベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 105.85 | 106.00 | 104.80 | 104.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ウクライナ情勢懸念によりユーロ/円は上値の重い地合いを継続。下値では、136円ちょうどがユーロのサポートとして機能するかが焦点となりそうです。一方上値では、日足・50日移動平均線が位置する137円台前半レベルや節目の138円ちょうどなどが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 136.80 | 137.50 | 135.50 | 135.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は98円台に乗せた後も堅調な値動きとなっています。上値では、節目の99円台を意識しての値動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 98.70 | 99.00 | 98.00 | 97.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年9月8日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年9月8日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 15:00 | (独)貿易収支 (7月) | 168億ユーロ | 165億ユーロ |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します