昨日(2014年5月6日)の動向
東京市場はGWで休場となり、米ドル/円は102円台前半レベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、特段材料がない中、先週末の米雇用統計の好結果を受け一時米ドル買いが進んだものの、上値の重さが確認されたことを受け、米ドル売りが優勢となり、米ドル/円は101.50レベルまで下落しました。また、NYダウに高値警戒感が根強いことから全般的にリスクオフの動きが優勢になったことも挙げられます。
2014年5月6日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 102.121 | 102.186 | 101.490 | 101.679 |
ユーロ/円 | 141.685 | 142.081 | 141.358 | 141.622 |
豪ドル/円 | 94.676 | 95.189 | 94.591 | 95.097 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年5月7日)の展望
【米ドル/円】
米雇用統計は良好な結果となりましたが、103円台付近では上値の重さが確認され、結果101円台へ下落する動きとなりました。上値では、102円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では101.50レベルで下げ止まるか注目です。同レベルを下抜けた場合、日足・200日移動平均線が位置する101円ちょうどレベルが視野に入りそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.750 | 103.000 | 101.500 | 101.000 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は141円台で方向感を欠く展開となっています。上値では142円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・一目均衡表の雲上限141.50がサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.000 | 142.500 | 141.500 | 140.800 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪政策金利は据え置きとなり、豪ドル/米ドルが0.93ドルまで買い戻されとことから、豪ドル/円は底堅い動きとなりました。下値では、95円台を維持できるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 95.350 | 96.000 | 94.500 | 94.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年5月7日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年5月7日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 15:00 | 独・3月製造業新規受注(前月比) | 0.3% | 0.6% |
★ | 21:30 | 米・1-3月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比) | -1.2% | 1.8% |
★ | 21:30 | カナダ・3月住宅建設許可件数(前月比) | 4.0% | -11.6% |
★★★ | 23:00 | イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長発言 | N/A | N/A |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します