昨日(2014年4月15日)の動向
東京市場では、安倍首相と黒田日銀総裁が会談との報道を受け米ドル/円が101円98銭レベルまで上昇。海外市場では、親ロシア派が占拠している警察署にウクライナ軍部隊が入ったとの報道が伝わったことや、米10年債利回り低下などが嫌気され、米ドル/円は一時101.50レベルまで下落しました。その後、米主要株価の下げ幅縮小を好感して買戻しが入ると米ドル/円は再び101円台後半レベルまで上昇。101円台半ばから後半レベルを中心に上下に振れる動きとなりました。
2014年4月15日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.852 | 101.996 | 101.499 | 101.916 |
ユーロ/円 | 140.763 | 140.891 | 140.24 | 140.778 |
豪ドル/円 | 95.965 | 96.005 | 94.833 | 95.357 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年4月16日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は上値の重い地合いを継続。ウクライナ報道で一時101.50レベルまで値を下げる場面が見られました。上値では、102円ちょうどレベルに乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方、下値では、101.20レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.00 | 102.80 | 101.20 | 100.80 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は、米ドル/円の下げにつれ安となり、一時140.20レベルまで値を下げたのち反発。目先では141円と140円を挟んだレンジをどちらに放れていくかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 141.00 | 141.50 | 140.00 | 139.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル円は一時94.80レベルまで下落。本日は中国GDPの発表が市場の注目を集めており、結果を注視しながらの取引となりそうです。上値ターゲットとして96円ちょうどが。一方、下値ターゲットとして95円ちょうどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.00 | 96.50 | 94.80 | 94.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年4月16日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年4月16日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 11:00 | (中)Q1GDP(前年比) | 7.3% | 7.7% |
★★ | 17:30 | (英)3月失業率 | 45.0 | 46.6 |
★★ | 21:30 | (米)3月住宅着工件数(季調済) | 97.0万件 | 90.7万件 |
★★ | 23:00 | カナダ中銀政策金利発表 | 1.00% | 1.00% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します