昨日(2月25日)の動向
東京市場では、日経平均株価が一時250円超まで上昇したことを受け、米ドル/円は102.60近辺まで上昇しました。海外市場では、時間外のダウ平均先物やナイトセッションの日経平均先物が下落したため、米ドル/円は102.30近辺まで下落。さらに、米消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が市場予想を下回ったことを受け、102円手前まで下げ幅を拡大しました。しかし、下落して始まったダウ平均株価がプラス圏まで回復すると買い戻しが入り、米ドル/円は102.30近辺まで上昇しました。その後は102円台前半でもみ合いとなりました。
2月25日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.483 | 102.622 | 101.995 | 102.211 |
ユーロ/円 | 140.748 | 140.959 | 140.127 | 140.47 |
豪ドル/円 | 92.616 | 92.776 | 91.96 | 92.164 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年2月26日)の展望
【米ドル/円】
新規材料に乏しく、しばらくは101円台から102円台のレンジ相場が続きそうです。ただ、上値の重さを意識して日足高値が切り下がってきており、一目均衡表等のテクニカルポイントが重なる102円10銭付近をしっかりと下抜けてくるようですと、101円台前半への下落も視野に入りそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 102.60 | 102.80 | 101.80 | 101.30 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ウクライナ情勢の動向に注視しつつも、基本的にはドル/円の動きに連動したレンジ相場となりそうです。ただ、日足一目均衡表の転換線が140円10銭付近に迫っており、この水準を下抜けてくるようだと、短期的には139円40銭付近への下落も視野に入りそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 140.80 | 141.30 | 140.00 | 139.40 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
日足一目均衡表の雲の上限である92円80銭付近に上値を抑えられているものの、転換線が位置する92円付近では買いが厚いことから、しばらくはレンジ相場が続きそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 92.80 | 93.00 | 91.80 | 91.30 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年2月26日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年2月26日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★★ | 18:30 | (英)第4四半期-GDP<改定値>(前期比) | 0.7% | 0.7% |
★★★ | 18:30 | (英)第4四半期-GDP<改定値>(前年比) | 2.8% | 2.8% |
★ | 21:00 | (米)MBA住宅ローン申請指数 | - | -4.1% |
★★ | 0:00 | (米)1月-新築住宅販売件数(季調済) | +40.0万件 | +41.4万件 |
★★ | 0:00 | (米)1月-新築住宅販売件数(前月比) | -3.4% | -7.0% |
★★ | 6:45 | (NZ)1月-貿易収支 | +2.30億NZドル | +5.23億NZドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します