昨日(12月19日)の動向
東京市場では米国量的緩和縮小の決定を受けた米株高から、日経平均株価が上昇。一方、米ドル/円は前日急速に円安が進んだことから価格調整に伴う米ドル売り・円買いの動きが一時優勢となり、米ドル/円は104円台を割り込み、一時103.78円まで下落しました。その後は104円台を挟んで小幅にもみ合う展開となりました。海外市場では、米国量的緩和縮小の決定を受けた米ドル買いの流れが継続し、米ドル/円は一時104.40レベルまで上昇。ただ、市場参加者の多くが徐々にクリスマス休暇となる中、その後は様子見ムード広がり104円台前半レベルで小幅にもみ合う動きとなりました。
12月19日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 104.2 | 104.363 | 103.782 | 104.218 |
ユーロ/円 | 142.556 | 142.803 | 141.857 | 142.405 |
豪ドル/円 | 92.287 | 92.436 | 91.701 | 92.405 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年12月20日)の展望
【米ドル/円】
FOMCを終え、クリスマス休暇入りとなる中、相場は徐々に方向感を欠く展開となりそうです。
上値では心理的節目105.00レベルを意識しての値動きとなるようです。一方下値ターゲットして、昨日の安値付近103.80レベルや日足・5日移動平均線が位置する103.30レベルを意識しての値動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 105.00 | 107.50 | 103.50 | 103.30 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
リスク選好の円売りからユーロ円は底堅い動きとなっています。上値では、心理的節目143円台を意識しての値動きとなりそうです。一方下値ターゲットととして節目142.00レベルや12月17日の安値140.95レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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ユーロ/円 | 143.00 | 144.00 | 142.00 | 140.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では日足・200日移動平均線が位置する92円台後半レベルをこなしつつ、93円台に乗せきることが出来るかが焦点となりそうです。一方下値ターゲットとしては9月30日の安値90.70レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 94.10 | 93.00 | 91.00 | 90.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年12月20日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年12月20日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:30 | (英)Q3-GDP確報値(前期比) | 0.8% | 0.8% |
★★ | 18:30 | (英)Q3-経常収支 | -140億ポンド | -130億ポンド |
★★★ | 22:30 | (米)Q3-GDP確報値(前期比年率) | 3.6% | 3.6% |
★★★ | 22:30 | (米)Q3-個人消費確報値(前期比年率) | 1.4% | 1.4% |
★★ | 22:30 | (加)10月小売売上高(前月比) | 0.2% | 0.1% |
★★ | 22:30 | (加)11月-CPI(前年比) | 1.0% | 0.7% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します