昨日(12月12日)の動向
東京市場では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の国内債券比率の引き下げを直ちに着手すべきとの方針をGPIFを所管する厚生労働省幹部が受け入れる姿勢を示したと報道されたことなどを受け、米ドル/円は103円手前の水準まで上昇。海外市場では、米小売売上高(前月比)が市場の事前予想を上回る結果(予想:0.60%、結果:0.70%)となり米国の着実な景気回復が示されたことを受け、米ドル/円は103.30レベルまで上昇しました。
12月12日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 102.382 | 103.411 | 102.377 | 103.344 |
ユーロ/円 | 141.143 | 142.222 | 141.128 | 142.138 |
豪ドル/円 | 92.629 | 93.282 | 91.796 | 92.338 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年12月13日)の展望
【米ドル/円】
米経済指標を好感し米ドル/円は再び103円台を回復。上値ターゲットとしては、5月22日高値の103.80円があげられます。同水準を超えた場合、104円の大台を意識しての値動きとなりそうです。一方下値ターゲットとして、心理的節目の103.00レベルや日足・一目均衡表の転換線が位置する102.60レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 103.80 | 104.00 | 103.00 | 102.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は米ドル/円の上昇につれ高となり反発。上値では、心理的節目の143.00レベルを意識しての値動きとなりそうです。一方下値ターゲットとして、日足・5日移動平均線が位置する141.80レベルや昨日安値の141.10レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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ユーロ/円 | 143.00 | 143.50 | 141.80 | 141.10 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円はスティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁の豪ドル高けん制発言が嫌気され続落。下値ターゲットとしては、昨日安値91.80レベルや日足・一目均衡表の雲の下限が位置する91.40レベルがあげられます。一方上値ターゲットとして心理的節目の93.00レベルや、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する93.30レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 93.00 | 93.30 | 91.80 | 91.40 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年12月13日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年12月13日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 22:30 | (米)11月-PPI(前月比) | 0.00% | -0.20% |
★★★ | 22:30 | (米)11月-PPI(前年比) | 0.80% | 0.30% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します