昨日(11月14日)の動向
東京市場では、米ドル/円は堅調に推移。日経平均株価が400円近く上昇したことを受け、リスク選好による米ドル買いが先行し、米ドル/円は一時99.70レベルまで上昇しました。海外市場では、米長期金利の上昇を受けて海外勢が米ドル買い円売りで参入、心理的節目の100.00円を上抜ける展開となりました。その後、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が量的緩和縮小について言及したため、米ドル/円は上げ幅を拡大、この日の高値更新し、一時100.145レベルまで上昇しました。
11月14日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.255 | 100.145 | 99.125 | 100.003 |
ユーロ/円 | 133.857 | 134.693 | 133.733 | 134.569 |
豪ドル/円 | 92.808 | 93.273 | 92.742 | 93.150 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年11月15日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は100.00円の大台を突破。上値では9月11日の高値100.60円レベルを意識した値動きとなりそうです。同水準を上回った場合、7/19高値の100.90円レベルを視野にとらえることとなりそうです。一方、下値は日足・5日移動平均線が位置する99.40レベルや日足・21日移動平均線が位置する98.40レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 100.60 | 100.90 | 99.40 | 98.40 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は米ドル/円の上昇にけつれ高となりました。目先上値では節目の135.00円台に乗せることができるかが焦点となりそうです。一方、下値では昨日安値の133.70レベルや日足・一目均衡表の基準線が位置する133.30レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 135.00 | 135.40 | 133.70 | 133.30 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円はクロス円が堅調に推移したことで続伸しました。上値ターゲットとして、日足・一目均衡表の基準線が位置する93.70レベルがあげられます。同水準を上回った場合、一目均衡表の雲の上限に沿って94円台を目指す動きとなるかに注目です。下値ターゲットとして、一目均衡表の雲の上限が位置する92.00円台前半レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.70 | 94.00 | 92.30 | 92.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年11月15日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年11月15日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 19:00 | 欧・CPI | -0.10% | 0.50% |
★★ | 22:30 | 米・NY連銀製造業景気指数 | 5.00 | 1.52 |
★ | 22:30 | 米・輸入物価指数 | -0.50% | 0.20% |
★ | 22:30 | 米・貿易収支 | -390億ドル | -388億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します