昨日(6月20日)の動向
昨日は、一昨日のFOMCの結果を受け、緩和縮小を背景とした株安と米経済の回復期待を背景とした米ドル買いの流れとなりました。東京市場より米ドル/円は上昇を継続。欧米時間では一時98円台をつける動きとなりました。豪ドルは対円でやや上値の重い値動きとなったものの、円は昨日総じて軟調な展開となりました。その後NY時間に入る米ドルが反落。ギリシャ絡みの材料からNYダウがが大幅に下落するとリスク回避の円買いが優勢となり、米ドル/円は97円前半レベルまで下落しました。
6月20日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 96.437 | 98.285 | 96.175 | 97.302 |
ユーロ/円 | 128.143 | 129.903 | 127.828 | 128.636 |
豪ドル/円 | 89.45 | 90.433 | 89.095 | 89.501 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年6月21日)の展望
【米ドル/円】
FOMC後の株安/米ドル高の流れから一転、米緩和策縮小見通しに伴うNY株式市場の大幅安に対し、リスク回避の円買いが優勢となった前日の流れを受け、本日も円が買われやすい地合いとなりそうです。米ドル/円は97円台をしっかりと下回る展開となるとさらに下げ幅を広げる可能性もあることから注意が必要です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 98.00 | 98.30 | 97.00 | 96.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
NY株式市場の大幅下落を背景とした、リスク回避御の円買いの流れが継続する見通しです。128円台をしっかりと割り込むんできた場合、下値リスクが再び高まりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 129.00 | 129.80 | 128.00 | 127.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円も同様、下落リスクを警戒しての取引となりそうです。89円台をしっかりと割り込んできた場合、下値リスクが一層高まることから、同水準での動向には注意が必要です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 90.20 | 91.20 | 89.00 | 88.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年6月21日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年6月21日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 17:00 | (欧)4月-ユーロ圏経常収支 | - | 259億ユーロ |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します