昨日(5月22日)の動向

東京時間は日本の貿易赤字拡大を背景とした円売りに102円台半ばで底堅い動き。日銀金融政策会合には反応が薄く、欧米時間に入るとユーロ円の上昇に連れて103円近辺まで上昇。その後はバーナンキFRB議長発言で乱高下。「尚早な引き締めは景気回復の鈍化に、FOMCは債券買い入れペース拡大の用意」などと言及したことから102円台後半へ下落するも、雇用改善が継続すれば資産購入を縮小するとの発言にドル全面高。ドル円は103円台後半へ上昇。その後はポジション調整のドル売りに102円台後半まで下落し103円レベルでクローズとなりました。

5月22日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.526 103.734 102.348 103.098
ユーロ/円 132.326 133.796 131.964 132.55
豪ドル/円 100.486 100.979 99.493 99.981

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年5月23日)の展望

【米ドル/円】

株価上昇に連れた円売りが優勢の展開。上値では利食いのドル売りも見られるようですが、市場の心理は押し目買い優勢のようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 103.75 105.40 103.20 102.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロの利下げ観測は残るものの、日本の金融緩和を背景とした円売りが継続するとの見方が優勢のようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 133.00 133.80 132.50 132.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

ドル円の買いに連れて上昇するものの、豪利下げの影響から上値の重い展開が継続。99円台円半を割り込むと下値拡大との見方のようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 99.20 98.50 100.00 100.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年5月23日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年5月23日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 16:30 (独)5月-製造業PMI 速報値 48.5 48.1
★★ 17:00 (欧)5月-製造業PMI 速報値 47.0 46.70
★★ 17:30 (英)四半期GDP 改定値 0.3% 0.3%
★★★ 21:30 (米)新規失業保険申請件数 34.5万件 36.0万件
★★ 23:00 (米)4月-新築住宅販売件数 42.5万件 41.7万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します