昨日(5月7日)の動向
東京時間にRBA(オーストラリア準備銀行)が政策金利を25ベーシス引き下げ2.75%としたことにより、豪ドルが売られる展開となりました。事前予想では据え置きと見られていましたが、ここ最近では豪国内の指標が弱い結果となっていたことから利下げに踏み切ったと見られています。それにつられてドル円も99円を割れる展開となっていましたが、日経平均が14,000円台を超える大幅高となったことから再度99円台に回復しました。その後はロンドン時間、ニューヨーク時間と大きな動きは見られませんでしたが、雇用統計後の上昇で利益確定の円買いがちらほらと出る展開となりました。
5月7日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 99.338 | 99.432 | 98.82 | 98.995 |
ユーロ/円 | 129.896 | 130.352 | 129.229 | 129.484 |
豪ドル/円 | 101.853 | 101.884 | 100.433 | 100.792 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年5月8日)の展望
【米ドル/円】
日経平均が大きく値を上げてきている中、ドル円は100円を視野に入れた下値の堅い展開が続くと見られています。日足で見るときれいな三角保ち合いを形成しており、日足ベースでは下値を切り上げてきています。100円を抜ける展開となれば、大きく上昇する可能性があると思われます。押し目買いの展開はまだ続きそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 100.00 | 101.65 | 98.00 | 97.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロはECB(欧州中央銀行)の追加緩和に踏み切る可能性も視野に入れながら上値の重い展開が続きそうですが、円売りが優勢となってくれば、ユーロ円の上昇もあり得ると思われます。米雇用統計後は対ドルで売りが優勢となっていますので、ドルの動向を注視する必要があります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 130.60 | 131.20 | 127.80 | 127.05 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
今回、利下げで値を崩しても円安などの影響で値を持ち直していることから、ドル等の他の通貨が崩れると、下値を試す展開となる可能性があります。今週木曜日に発表される豪雇用統計で、追加の利上げが行われるかどうか見極められるとされており、それまでは豪ドル単体での動きは鈍く、他の要因を受けながらの動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 102.50 | 103.00 | 99.30 | 98.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年5月8日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年5月8日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 16:15 | (スイス)4月CPI(前年比) | -0.5% | -0.6% |
★ | 19:00 | (独) 3月鉱工業生産指数(前月比) | -0.1% | +0.5% |
★ | 21:15 | (加)4月住宅着工件数(季調済) | 17.50万件 | 18.40万件 |
★ | 0:00 | (欧) アスムセンECB専務理事講演 | - | - |
★ | 4:00 | (米)10年債入札(240億ドル) | - | - |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します