2024年7月の保有額:55万750円

 今月は月末の日経平均乱高下に振り回されてボロボロでした(泣)。昨月比で約4万円弱、損失が出てしまいました。今月、心を乱された方も多いと思いますが、どんと構えて、今後の動向に立ち向かっていきましょう。

 この連載では、100万円の利益を目指すために、比較的短期で保有銘柄をリバランスしていますが、そもそも投資の基本は長期投資です。慌てて売却したり、積み立て解約したりせず、下落した理由などをしっかり把握して、長期目線で臨んでください。

 さて、保有投資信託の7月の運用益÷前月末残高の月間騰落率はマイナス9.45%となり、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドのマイナス5.42%を下回りました。しかし、連載開始からのトータルリターンは+86.93%で、e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)+51.12%を大きくアウトパフォームしています。

 7月は円高が進行し、かつ大型ハイテク株・半導体株が大きく崩れました。株価は下げのスピードが上昇の速度より速いのが特徴なので、下落回避を狙う場合は機動性が重要です。

 この点、外国株の投資信託は約定が1日遅れるので、機動的な売買には向いておらず、バイ&ホールド向けの金融商品となります。

 なお、7月は、米国の小型株が好調でした。ラッセル2000(ニューヨーク証券取引所やナスダック総合指数上場の約5,000銘柄の中から、時価総額が1,001位~3,000位の2,000社抽出して算出した指数)が大型株指数のラッセル1000より+3%超だと、S&P500種指数は1979年以降、1年後に100%上昇しました。平均+32%と好成績です。

 米国大統領選挙の前まではもたつく可能性はありますが、11~12月は株価が戻ると考えています。

 来月以降、株価の上下をにらみながら慎重にリバランス予定です!