3社とも巨額の有価証券含み益を有する
3メガ銀行はこのように安定的に高収益を稼ぎ、財務良好であるにもかかわらず、株価は長期にわたり低迷してきた結果、株価指標で見てきわめて低い水準にあります。英語でいうと、ディープ・バリュー株(きわめて割安な株)といって良いと思います。
配当利回りが高く、PERが低いことに加え、PBRが0.5倍台で、解散価値の1倍を大きく割れているのは驚きです。以下の通り、保有する有価証券に巨額の含み益があることを考えると、ここまで株式市場で低評価なのは「売られ過ぎ」と判断しています。
保有有価証券の含み益
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出所:各社決算資料より作成