2022年のプラチナ価格は上昇すると考える

 ここまで述べたように、下落要因はあるものの、「脱炭素」がプラチナ需要を急減させる可能性は低く、上昇要因は「コロナ・脱炭素」の本格化が進むことで、2022年のプラチナ価格は、上昇する可能性があると考えます。

図:2022年のプラチナ価格の予想 単位:ドル/トロイオンス

出所:ブルームバーグより筆者作成

 年平均で1,303ドル、瞬間的な高値1,689ドル、瞬間的な安値は912ドルあたりが目安になると、現状では考えています。「コロナ・脱炭素」本格化3年目の2022年、プラチナ相場の行方に、要注目です。

 [参考]貴金属関連の具体的な投資商品例

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純金積立

金(プラチナ、銀もあり)

国内ETF/ETN

1326 SPDRゴールド・シェア
1328 金価格連動型上場投資信託
1540 純金上場信託(現物国内保管型)
2036 NEXT NOTES 日経・TOCOM金ダブル・ブルETN
2037 NEXT NOTES 日経・TOCOM金ベアETN

海外ETF

GLDM SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト
IAU iシェアーズ・ゴールド・トラスト
GDX ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF

投資信託

ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり)
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)
三菱UFJ純金ファンド

外国株

ABX Barrick Gold:バリック・ゴールド
AU AngloGold:アングロゴールド・アシャンティ
AEM Agnico Eagle Mines:アグニコ・イーグル・マインズ
FNV フランコ・ネバダ
GFI Gold Fields:ゴールド・フィールズ

国内商品先物

金・金ミニ・金スポット・白金・白金ミニ・白金スポット・銀・パラジウム

海外商品先物

金、ミニ金、マイクロ金(銀、ミニ銀もあり)

商品CFD(金・銀)