今週の指標:NYダウ平均株価

 米国株式の見通しとしては、利上げの開始が前倒しされることになっても、早くても2022年の終わりか、または2023年になるとの見方があります。今後、数週間は機関投資家のリバウンドなどが重しとなるものの、金融政策がかなり緩和的である状況には変わりはなく、今後も相場をサポートすることになりそうです。

 FRBがインフレやその成長見通しを引き上げ、利上げ開始時期を前倒ししたものの2023年までは現行の超緩和が続くことになります。下げたところは買いチャンスということです。

先週の動き

 先週の予測では、15~16日のFOMCを控え、動きづらい展開になるとし、さらに今回のFOMCでは、経済見通しと政策金利の見通しが発表されるため、内容次第では大きな動きにもなるとしました。

 結果的に、NYダウはFOMCを控え様子見から軟調な動きが続いていましたが、16日(水)のFOMCでは予想外に2023年までに2回の利上げの可能性が示唆されました。

 さらに週末の18日(金)は、セントルイス連邦準備銀行総裁が最初の利上げは2022年中になるとの見方を示したことで、早期利上げ観測が高まり、NYダウは▲533ドルの3万3,290ドルと5日連続の大幅安となりました。5月10日の3万5,091ドル、6月7日の3万4,820ドルとダブル天井に近い形での売り転換となりました。