4534 持田製薬 東証1部

PER(株価収益率)25.75倍、PBR(株価純資産倍率)1.21倍、配当利回り2.03%

 2020年11月2日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲11.4%の78.00億円、経常利益▲10.4%の82.00億円の3期連続の減収・減益の見通しです。

 2018年3月26日の3,510円(分割前7,020円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2019年3月7日の6,110円(分割前1万2,220円)、4月2日の6,000円と二点天井をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2019年8月29日の3,945円、10月4日の3,940円とダブル底をつけて、12月18日に4,645円まで反発したところでコロナ相場に巻き込まれ、今年(2020年)2月の急落相場にツレ安し、3月13日の3,080円まで下げて底打ちとなりました。

 ここから急反発し、3月30日の4,590円まで上昇。4月3日に3,740円まで押し目を入れた後、3,775円を下値ラインとする4,590円からの上値切り下げの右肩下がりの直角三角形となりました。この煮詰まったところで8月7日の3,790円を安値に上放れとなり、9月28日に4,370円まで上昇。10月30日の3,770円まで押し目を入れ、11月24日に4,230円まで戻して再度の押し目となっています。

 3,740円を切った場合は、3月13日の3,080円を一番底とする二番底を待ち伏せ買い。3,200~3,500円が待ち伏せゾーンで、利食いポイントは3,800~4,200円ぐらいとします。大きく下げるほど倍率信用0.3倍ですので、リバウンド(買い戻し)が大きくなります。