4005 住友化学 東証1部

PER(株価収益率)20.22倍、PBR(株価純資産倍率)0.67倍、配当利回り3.24%

 2020年10月30日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲23.6%の1,050.00億円、経常利益の発表はありません。

 2015年12月2日の742円を高値にして、2016年2月12日の441円まで大幅下落し、少し反発してもみ合った後、再下落となり、7月8日の396円、8月4日の399円とダブル底をつけて、上昇トレンド(A)を形成しました。

 この上昇トレンド(A)の中で、2017年1月9日の882円まで大幅上昇して高値をつけ、ここをピークに急落となって3月26日の574円まで下げました。ここからの戻りで2018年6月7日の680円、8月1日の674円、10月2日の684円と三尊天井となって下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で2019年12月13日の518円を高値に、コロナ相場に巻き込まれ、今年(2020年)2月の急落局面に連動し、3月17日に267円まで下げて底打ちとなりました。ここから緩やかな上向きの末広がりの上昇(C)となっています。この中で10月29日の335円を安値に反発しているところです。

2924 イフジ産業 東証1部

PER(株価収益率)9.54倍、PBR(株価純資産倍率)1.07倍、配当利回り2.66%

 2020年11月10日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+11.6%の10.36億円、経常利益+11.1%の10.57億円と7期連続の増収・増益の見通しです。

 2011年3月15日の321円を安値に反発し、もみ合って2012年4月12日の425円を安値に急角度の上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年5月22日に1,069円の高値をつけました。ここをピークに急落となって6月26日に478円まで下落し、ここから長期の三角保ち合い(B)を形成しました。

 この三角保ち合い(B)が煮詰まってきたところで、今年(2020年)3月13日の630円を安値に、三角保ち合い(B)を上放れし、9月18日の1,010円の高値をつけ、2017年4月4日の975円を更新しました。ここを当面のピークにして11月17日の793円まで下落し、反発しかかっています。

8203 MrMaxHD 東証1部

PER(株価収益率)9.37倍、PBR(株価純資産倍率)1.06倍、配当利回り1.77%

 2020年10月15日発表の2021年2月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+97.6%の48.41億円、経常利益+109.7%の46.94億円の増収・増益の見通しです。

 2016年2月12日の252円、6月24日の260円を二点底にして上昇トレンド(A)を形成。この中で2017年12月26日の935円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)を形成し、この中で2018年12月25日に412円の安値をつけました。ここから2019年1月29日の520円まで反発し、三角保ち合い(C)となりました。

 この三角保ち合いの中で、11月12日の507円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落相場で三角保ち合いを下放れし、3月13日に262円で底打ちとなりました。この底打ちからの急反発で9月28日に1,019円まで上昇し、ここでいったんピークとなって10月19日に729円まで押し目を入れ、再上昇となっています。

4534 持田製薬 東証1部

PER(株価収益率)25.75倍、PBR(株価純資産倍率)1.21倍、配当利回り2.03%

 2020年11月2日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲11.4%の78.00億円、経常利益▲10.4%の82.00億円の3期連続の減収・減益の見通しです。

 2018年3月26日の3,510円(分割前7,020円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2019年3月7日の6,110円(分割前1万2,220円)、4月2日の6,000円と二点天井をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2019年8月29日の3,945円、10月4日の3,940円とダブル底をつけて、12月18日に4,645円まで反発したところでコロナ相場に巻き込まれ、今年(2020年)2月の急落相場にツレ安し、3月13日の3,080円まで下げて底打ちとなりました。

 ここから急反発し、3月30日の4,590円まで上昇。4月3日に3,740円まで押し目を入れた後、3,775円を下値ラインとする4,590円からの上値切り下げの右肩下がりの直角三角形となりました。この煮詰まったところで8月7日の3,790円を安値に上放れとなり、9月28日に4,370円まで上昇。10月30日の3,770円まで押し目を入れ、11月24日に4,230円まで戻して再度の押し目となっています。

 3,740円を切った場合は、3月13日の3,080円を一番底とする二番底を待ち伏せ買い。3,200~3,500円が待ち伏せゾーンで、利食いポイントは3,800~4,200円ぐらいとします。大きく下げるほど倍率信用0.3倍ですので、リバウンド(買い戻し)が大きくなります。

6938 双信電機 東証1部

PER(株価収益率)244.74倍、PBR(株価純資産倍率)0.83倍、配当利回り0.86%

 2020年10月30日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+122.8%の1.00億円、経常利益+104.6%の0.20億円の増収・増益の見通しです。

 2016年2月18日の249円で底打ちし、2017年4月17日の274円の安値から急角度の上昇トレンド(A)となりました。この中で10月26日の1,267円の高値をつけ(半年で4.6倍)、ここをピークに急角度の下降トレンド(B)へ転換し、お里帰り(元の安い株価)となって2018年12月25日の269円まで下落しました。

 ここからの自律反発で2019年の3月6日に689円の戻り高値をつけ、やや緩やかな下降トレンド(C)を形成しています。

 この下降トレンド(C)の中で、今年(2020年)3月13日にコロナ暴落で236円まで下げ、チャート(柴田罫線)では終値で、2016年2月12日の250円と3月13日の250円は中期のダブル底となっています。 その後、2019年3月6日の689円からの下降トレンド(C)の中で、2020年3月13日の236円で底打ちとなり、5月19日の430円まで反発。6月15日の355円を安値に小さな三角保ち合いとなり、この煮詰まったところで8月3日に終値380円で買い推奨をし(第1買いゾーンの370円まで下げず)、もみ合って8月28日の380円から10月15日の495円まで上昇しました。その後、10月30日に380円まで押し目を入れ11月30日に525円まで上げて再び押し目となっています。