今週の指標:ドル/円

 今週のドル/円は、106円でのもみ合いが続くとみられます。FRBは追加の金融緩和を検討しており、9月15~16日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)で量的緩和策の拡大について議論される可能性があります。そうなると低金利の継続で金利の先高感は一段と後退し、ドル売り・円買いの流れとなります。しかし、10日にECB(欧州中央銀行)が緩和策の拡大に踏み切るということでユーロ売り・ドル買いが増える可能性があり、ドル/円はもみ合いとなりそうです。