本日の注目通貨
ドル/円:米金利と円高の関係
ドル/円と日米金利差には強い相関関係があるといわれています。一般には、日米の長期金利(10年)の金利差が広がれば「ドル高/円安」、逆に縮小するなら「ドル安/円高」に動くといわれています。
米国債の10年物利回りを見ると、5月中旬からずっとレンジの底辺付近の0.65%前後で取引されています。しかしこの期間は、NY州のロックダウンを解除(6月8日)や、経済指標では6月の雇用統計が非常に強い結果を示すなど、米経済復活の機運が盛り上がった時でした。それにもかかわらず米長期金利は上昇しなかったのです。
良いデータに反応しないのだから、今後予想されるデータの悪化が(先週のミシガン大学消費者態度指数のように)はっきりしてくれば、今度は新安値を目指して一段低下すると予想できます。つまり、日米金利差は縮小することになるので、教科書的には円高になります。
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今日の注目グラフ
17日のNY株式市場はまちまち。コロナ感染拡大で米リセッション懸念
NY株式市場は、週間では、ダウ平均+2.29%、S&P500+1.25%だった一方、ナスダックは▲1.08%安と3週ぶり下落。年初来では、ダウ平均▲6.54%、S&P500▲0.19%、ナスダックは+17.06%。
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原油はコロナ拡大による需要減を嫌気。金は安全資産として1,800ドル台で堅調
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10年物 日本国債と米国債 利回り推移
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