(今週の指標)NYダウ平均株価

 今週は、米国市場でも感染者が増加し、複数の企業が下方修正しているため、投資家心理の後退は継続するものと思われます。新型コロナウイルスの拡大の収束は不明なため、悪化を織り込み、底打ちという現象が確認しづらくなっています。

 1月の米国個人消費が下方修正され、米国景気の中心である個人消費を回復させるため、利下げのタイミングを待つことになります。ただ、終息がハッキリしない中では、利下げも一時的かもしれません。時間をかけて終息を待つ以外の手は、今のところありません。

 チャートでは、2万4,000ドル水準からは、反発してもいいところですが、FRBの利下げのタイミングを見ながらの動きとなります。