目先、日経平均は2万2,000円の値固めへ、日本株は「買い場」の見方変わらず

 日経平均で2万2,000~3,000円は、昨年の膠着(こうちゃく)相場で長く滞留した価格帯です。戻り売りの出やすいゾーンなので、米中協議進展で大きな強材料が出ない限り、一気に上抜けるのは難しいと思います。したがって、目先、日経平均は2万2,000円の値固めとなると考えています。

(再掲)日経平均株価の動き:2017年12月末~2019年9月20日

 

 最終的な結論は、毎回述べていることと、同じです。日本株は買収価値や配当利回りから見て「割安」と判断しています。不安があって株価が安くなっている局面で、日本株を積極的に買っていくことが、長期的な資産形成に貢献すると考えています。

 

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