大手小売業の株価動向。増税の影響は小さい
一応、大手小売業の株価動向を検証しておきましょう。
セブン&アイ・ホールディングス(3382)の日足チャート
![](/mwimgs/5/b/-/img_5bf0d3f84c24e7a1e131db315c12f4d782426.jpg)
青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)
ニトリホールディングス(9843) の日足チャート
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青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)の日足チャート
![](/mwimgs/3/c/-/img_3c45d726bd18147b574acd1a45c08ac080814.jpg)
青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)
マツモトキヨシホールディングス(3088) の日足チャート
![](/mwimgs/d/a/-/img_dac851150ea85fcc592f5e6377a12c4b80629.jpg)
青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)
株価の動きは消費税増税を嫌気しているという感じはなく、高値圏で推移している銘柄もあり、全体相場の持ち直しにあわせて出直りを見せていることが分かります。「株価の先見性」も鑑みると、やはり今回の消費税増税の影響は軽微と考えられます。
それでも「消費税増税後の落ち込みが気になる」という場合は、消費税増税とはあまり関連しないセクターの銘柄に注目していくことになります。前回9月4日に掲載した「10万円で買える自動車部品株。日米通商交渉、減税措置が株価にポジティブサプライズか」で取り上げた自動車部品株もそのひとつで、以降の株価は堅調に推移しました。
現在、投資家の物色の矛先が向かっているのは外需系企業も多い「バリュー(割安)株」です。もともと上場銘柄数が多い化学セクターにはそういう銘柄がたくさんあります。10万円で投資可能な銘柄を紹介していきます。