米国の利下げ観測、米中首脳会談の実現の可能性、これらを手掛かりに市場心理は大幅に改善している。また、中東の緊張がこれまでよりも高まっている。加えて米国の原油需給に改善兆候が見られたことで、原油を取り巻く環境はブルな要素が多い状況。G20やOPEC総会などの主要イベントを控えているほか、月末、四半期末も重なるため調整も入りやすく、引き続き予断を許さない状況にはあるが、市場のセンチメントも強気に傾いており、これらのイベントの結果次第では次の節目である60ドルも視野に入る。

今週の予想

  • WTI    やや強め 56.00-59.00ドル
  • BRENT    やや強め 64.00-67.00ドル

▼併せて読みたい

トランプ大統領、再選に向けて始動!世界経済を揺るがす影響力を分析