(今週の指標)日経平均株価

 今週も米中貿易摩擦の長期化を背景に、中国のレアアースの禁輸という報復措置が予定されており、外部環境に支援材料はありません。どこかで多少のリバウンドがあったとしても上値は限定的で、下値模索が続くことになりそうです。

 下値ポイントとしては12月25日の1万9,117円から4月24日の2万2,362円までの上昇幅の3分の2押しで約2万200円であり、この下は2万円の大台を巡る攻防となります。最悪の場合は、2018年12月25日の1万9,117円に対するダブル底のような二番底も考えられます。この水準は2018年10月2日の2万4,448円からの下降トレンド(B)にサポートされるところです。