6473 ジェイテクト 東証1部

 2月2日発表の2018年3月期本決算予想は、営業利益+0.7%の780億円、経常利益+1.2%の790億円の増収・増益の見通し。7月28日時点で前期の営業利益▲12.2%の680億円から+0.7%の780億円、経常利益-12.9%の680億円から+1.2%の790億円に上方修正。

 2012年11月14日の552円で底打ちとなり、アベノミクス相場にサポートされて上昇を開始し、2015年6月25日の2,480円でピークをつけました。ここから9月29日の1,577円まで押し目を入れ再上昇となるものの12月1日の2,320円を2天井にして、下降トレンド(A)へ転換。

 この中で2016年7月7日に1,031円の安値をつけて反発。下降トレンド(A)を上に抜けて9月5日の1,626円まで上昇後、1,426~1,650円のレンジでのもみあいに。この中で11月9日の1,412円の安値からの反発で上放れし、12月21日の2,000円まで上昇しました。

 その後、2017年3月2日の1,996円とダブル天井に近い形となって反落し、短期の下降トレンド(C)入り。この中で8月29日の1,417円まで下げたあと大きく上昇、ダブル天井を上に抜けて11月9日に2,112円まで上昇しました。その後、今年の1月23日に2,088円とダブルトップを形成したあと、日経平均の急落にツレ安して下げているところです。昨年来高値を更新しての下げですので大きく下げたところは買いと考えます。

 

8132 シナネンホールディングス 東証1部

 1月31日発表時点、2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+22.7%の36億円、経常利益+11.0%の38億円と増収・増益の見通し。

 2012年5月18日の1,585円(併合前317円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年5月25日の2,535円(併合前507円)まで上昇後、いったん調整入りとなり、2016年8月26日の1,900円(併合前380円)まで下落しました。ここから再び上昇トレンド(B)へ移行し、この中で今年の1月15日の2,793円、2月2日の2,760円とダブルトップを形成したころで、日経平均の急落にツレ安し、2月6日に2,458円まで下げて反発に転じています。日経平均の大幅下落に対しての下げ幅は少なく、回復の早い動きとなっています。