昨日(2015年6月4日)の動向
東京市場では、豪小売売上高や貿易収支悪化により豪ドルが下落し、豪ドル/円は96円台半ばの水準から96円を割り込む動きとなりました。一方、米ドル/円は124円台前半で揉み合う動きとなりました。海外市場では、欧州の長期金利上昇を背景にユーロ買いが先行しましたが、その後ギリシャが債権団の提案を拒否との一部報道がなされるとギリシャデフォルト懸念が再燃し、反落する動きとなりしました。米ドル/円もギリシャ懸念の影響から上値が重く、124円台前半で神経質な展開となりました。
2015年6月4日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 124.24 | 124.680 | 123.770 | 124.351 |
ユーロ/円 | 140.018 | 141.048 | 139.549 | 139.747 |
豪ドル/円 | 96.701 | 96.740 | 95.412 | 95.558 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年6月5日)の展望
【米ドル/円】
上値では、再び125円台を回復するかが争点となり、下値では5月28日安値である123.50円レベルや節目の123円ちょうどがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。本日の雇用統計に注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 124.80 | 125.00 | 123.50 | 123.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
昨日はギリシャ懸念を背景に上値の重い動きとなりました。目先上値では、141円台にしっかりと乗せることができるかがポイントとなりそうです。一方下値では、200日移動平均線が位置する137.15円レベルがサポートとして機能するかが争点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 141.00 | 142.00 | 139.00 | 137.15 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、5月14日高値97.30円レベルを上抜けるかが注目されそうです。一方下値では95円ちょうどなどがサポートとして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 97.30 | 98.00 | 95.00 | 94.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年6月5日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年6月5日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★★ | 21:30 | (カナダ)5月失業率 | 6.8% | 6.8% |
★★★ | 21:30 | (カナダ)5月新規雇用者数 | 1万人 | -1.97万人 |
★★★ | 21:30 | (米)5月失業率 | 5.4% | 5.4% |
★★★ | 21:30 | (米)5月非農業部門雇用者数変化(前月比) | 22.5万人 | 22.3万人 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します