昨日(2015年6月2日)の動向
東京市場では、前日からのドル高の動きを引き継ぎ、日中には大台の125円を付ける動きとなりました。しかしながら、その後は達成感から利益確定売りに押され、124円台半ばまで反落しました。海外市場では、ギリシャ問題が合意に近づくとの一部報道からユーロが主要通貨で買い戻され、相対的に米ドルが売られたことから米ドル/円は下げ幅を拡大し、弱い米経済指標もドル売り材料となり一時124円を割り込む展開となりました。
2015年6月2日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 124.786 | 125.043 | 123.744 | 124.091 |
ユーロ/円 | 136.296 | 138.860 | 136.101 | 138.376 |
豪ドル/円 | 94.904 | 96.582 | 94.887 | 96.426 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年6月3日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は昨日節目の125円ちょうどを達成後に反落しました。上値では、再び125円台を回復するかが争点となり、下値では5月28日安値である123.50円レベルや節目の123円ちょうどがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 125.00 | 125.68 | 123.50 | 123.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
昨日のユーロ買いにより、ユーロ/円は200日移動平均線を上抜ける動きとなりました。目先上値では、大台140円を突破できるか注目です。一方下値では、200日移動平均線が位置する137.10円レベルがサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 139.00 | 140.00 | 137.00 | 136.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では5月14日高値97.30円レベルを上抜けるかが注目されそうです。一方下値では95円ちょうどなどがサポートとして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 97.30 | 98.00 | 95.50 | 95.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年6月3日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年6月3日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 16:55 | (独)5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 52.9 | 52.9 |
★★ | 17:00 | (欧)5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 53.3 | 53.3 |
★★ | 17:30 | (英)5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI) | 59.2 | 59.5 |
★★ | 18:00 | (欧)4月小売売上高(前月比) | 0.6% | -0.8% |
★★ | 18:00 | (欧)4月小売売上高(前年同月比) | 2.0% | 1.6% |
★★ | 18:00 | (欧)4月失業率 | 11.2% | 11.3% |
★★★ | 20:45 | (欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利 | 0.05% | 0.05% |
★★★ | 21:15 | (米)5月ADP雇用統計(前月比) | 20.0万人 | 16.9万人 |
★★ | 21:30 | (米)4月貿易収支 | -440億ドル | -514億ドル |
★★★ | 21:30 | (欧)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見 | - | - |
★★★ | 23:00 | (米)5月ISM非製造業景況指数(総合) | 57.0 | 57.8 |
★★ | 3:00 | 米地区連銀経済報告(ベージュブック) | - | - |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します