米ドル/円、日銀の追加緩和への発言で上昇も米指標結果で下落

昨日（2015年5月15日）の動向

東京市場では、米ドル/円は日経平均強含みや仲値にかけての外貨需要を受けて119.50円レベルまで上昇しました。海外市場では、日銀当局者から追加緩和に関して付利金利引き下げを含むあらゆる手段を排除しないと述べたことが伝わり、米ドル/円は一時119.90円レベルまで上昇する動きとなりました。しかしながらその後発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を大幅に下回り、消費者マインドの悪化から米ドル/円は再度下落に転じ119円台前半で軟調推移となりました。

2015年5月15日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	119.181	119.930	119.147	119.387
ユーロ/円	136.010	136.813	135.641	136.667
豪ドル/円	96.297	96.437	95.759	95.954

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2015年5月18日）の展望

【米ドル/円】

上値では引き続き大台120円を回復できるかが焦点となりそうです。下値はボリンジャーバンド-2σが位置する118.60円レベルがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	120.00	121.00	118.60	118.30

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

目先上値は200日移動平均線が位置する137.20円レベルが注目されそうです。一方下値では、5日移動平均線が位置する135.20円レベルがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	137.20	138.00	135.20	134.00

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、1月20日につけた高値97.40円レベルを上抜けるかに注目です。一方、下値はボリンジャーバンド+1σが位置する95.50円レベルがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	97.40	98.00	95.50	94.00

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年5月18日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2015年5月18日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	23:00	(米)5月ＮＡＨＢ住宅市場指数	57	56

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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