米ドル/円、一時119円割れも押し目買い意欲あり

昨日（2015年5月14日）の動向

東京市場では、米ドル/円は日経平均軟調を受けて119円台前半で上値の重い動きとなりました。海外市場では、欧州株軟調を受けて米ドル/円は一時119円を割り込み一時118.889円レベルまで下落しました。その後発表された米生産者物価指数は市場予想を下回ったものの、米新規失業保険申請件数は市場予想を上回り雇用改善を好感した米ドル買いから、米ドル/円は119円台を回復しました。

2015年5月14日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	119.137	119.336	118.889	119.193
ユーロ/円	135.244	136.428	135.196	135.995
豪ドル/円	96.613	97.294	96.134	96.304

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2015年5月15日）の展望

【米ドル/円】

一昨日の米小売売上高悪化をきっかけとした下落に対するショートカバーが入るか注目です。上値は大台120円を回復できるかが焦点となりそうです。下値はボリンジャーバンド-2σが位置する118.60円レベルがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	120.00	121.00	118.60	118.30

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

5月7日高値136円ちょうどを超えたユーロ/円ですが、目先上値は200日移動平均線が位置する137.20円レベルが注目されそうです。一方下値では、5日移動平均線が位置する134.75円レベルがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	137.20	138.00	134.75	134.00

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

昨日は一時97.30円レベルまで上昇した豪ドル/円ですが、目先上値目途は1月20日につけた高値97.40円レベルを上抜けるかに注目です。一方、下値はボリンジャーバンド+1σが位置する95.10円レベルがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	97.40	95.10	94.00	93.00

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年5月15日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2015年5月15日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	21:30	(米)5月ニューヨーク連銀製造業景気指数	5.00	-1.19
★★	22:15	(米)4月鉱工業生産(前月比)	0.0％	-0.6％
★★	23:00	(米)5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値	95.9	95.9
★★	5:00	(米)3月対米証券投資（短期債除く）	－	98億ドル

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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