米ドル/円、強い米経済指標受け119円後半レベルへ上昇

昨日（2015年5月7日）の動向

連休明けの東京市場では、米雇用統計を控えて様子見ムードが強まり、米ドル/円は119円半ばレベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、この日発表された米新規失業保険申請件数が市場予想の27.9万件を大幅に下回る26.5万件と好結果だったことから、米ドル買い・円売りの流れとなり、米ドル/円は119.85円レベルまで上昇しました。

2015年5月7日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	119.452	119.860	119.048	119.752
ユーロ/円	135.540	135.992	134.190	134.907
豪ドル/円	95.247	95.629	94.496	94.652

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2015年5月8日）の展望

【米ドル/円】

上値では、3月10日に付けた122.011円レベルを上抜けるか注目です。一方下値は3月26日に付けた118.329円レベルや118円ちょうどを下抜けるか注目です。本日の米雇用統計でどちらかにレンジブレイクする可能性もあり内容を見極めたいところです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	120.00	122.01	119.00	118.32

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では200日移動平均線が位置する137円台前半の水準を上抜けるか注目です。一方下値ではボリンジャーバンド+1σが位置する133円ちょうどがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	136.00	137.00	134.00	133.00

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では96円ちょうどをしっかりと超えられるかが注目されます。下値では94円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	96.00	96.50	94.00	93.00

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年5月8日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2015年5月8日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★	17:30	(英)3月貿易収支	-98億ポンド	-103.4億ポンド
★	21:15	(カナダ)4月住宅着工件数	18.20万件	18.97万件
★★★	21:30	(米)4月失業率	5.4％	5.5％
★★★	21:30	(米)4月非農業部門雇用者数変化(前月比)	23万人	12.6万人
★★★	21:30	(カナダ)4月新規雇用者数	6.9％	6.8％
★★★	21:30	(カナダ)4月失業率	-0.5万人	2.87万人

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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