昨日(2015年4月30日)の動向
東京市場では、日銀が金融政策決定会合においてこれまでの量的・質的緩和策を維持することを決定。一部参加者の間では追加緩和観測があったことから、発表後に失望の円買いが強まりました。海外市場では、この日発表された米新規失業保険申請件数が市場の事前予想を上回ったことや米債利回りの上昇を受け、米ドル/円は119円後半まで上昇。しかし米債利回りが上昇幅を縮小すると米ドル/円は119.40円レベルまで反落する動きとなりました。一方ユーロは、米ドル売りが後押しとなり、ユーロ/米ドルは1.12660ドル、ユーロ/円は134円半ばレベルまで上昇しました。
2015年4月30日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.071 | 119.895 | 118.497 | 119.393 |
ユーロ/円 | 132.463 | 134.514 | 131.302 | 133.983 |
豪ドル/円 | 95.231 | 95.401 | 93.989 | 94.345 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年5月1日)の展望
【米ドル/円】
上値では大台の120円ちょうど、下値では119円ちょうどや118.50円レベルをそれぞれしっかりと抜けられるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 120.00 | 120.50 | 119.00 | 118.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では節目となる135円をしっかり超えられるかがポイントとなりそうです。一方下値では132.50円レベルや131.50円レベルの水準がそれぞれサポートとして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 135.00 | 136.00 | 132.50 | 131.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では95円ちょうどや96円ちょうどを超えられるかが注目されます。下値では94円ちょうどなどがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 95.00 | 96.00 | 94.00 | 93.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年5月1日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年5月1日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 17:30 | (英)4月製造業購買担当者景気指数(PMI) | 54.6 | 54.4 |
★ | 23:00 | (米)3月建設支出(前月比) | 0.5% | -0.1% |
★★ | 23:00 | (米)4月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 | 96.0 | 95.9 |
★★★ | 23:00 | (米)4月ISM製造業景況指数 | 52.0 | 51.5 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します