昨日(2015年3月12日)の動向
東京市場では、米ドル/円は121円半ばから前半レベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、米小売売上高が市場の事前予想を下回る内容となったことから、早期利上げ観測が後退。指標結果を受けて米長期金利が低下すると米ドル売りが優勢となり、米ドル/円は一時120.60円レベルまで下落しました。しかし、NYダウが250ドル超の大幅高となると一転してリスク選好などによる円売りが優勢となり、ユーロ/円を中心としたクロス円の上昇にサポートされ、米ドル/円は121円台を回復しました。
2015年3月12日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 121.473 | 121.668 | 120.623 | 121.239 |
ユーロ/円 | 128.132 | 129.018 | 127.651 | 128.895 |
豪ドル/円 | 92.205 | 93.575 | 92.114 | 93.426 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年3月13日)の展望
【米ドル/円】
上値では、122円台を回復できるかに注目が集まっています。一方下値では、120円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 121.70 | 122.10 | 121.00 | 120.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/米ドルが1.05ドルレベルで下げ止まったことから、ユーロ/円も短期の買い戻しが入り、一時128円後半レベルまで上昇しました。下値では直近安値127円半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 129.10 | 130.00 | 128.60 | 127.60 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では94円台を回復できるかが焦点となりそうです、一方下値では、92円ちょうどの水準が意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.60 | 93.90 | 93.20 | 91.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年3月13日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年3月13日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 21:30 | (加)2月新規雇用者数 | -0.50万人 | 3.54万人 |
★★★ | 21:30 | (加)2月失業率 | 6.7% | 6.6% |
★★ | 21:30 | (米)2月卸売物価指数(PPI)(前月比) | 0.3% | -0.8% |
★★ | 21:30 | (米)2月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) | 0.1% | -0.1% |
★★ | 23:00 | (米)3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 | 95.5 | 95.4 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します