昨日(2015年3月3日)の動向

東京市場では序盤、海外市場からの米ドル買いの流れを引き継ぎ、米ドル/円は120円前半レベルで底堅い値動きとなりました。ただ、正午に入り上値の重さが意識されると、利益確定の米ドル売りが優勢となり、米ドル/円は119円台半ばレベルまで下落しました。海外市場では、米雇用統計などの重要イベントを控えポジション調整による米ドル売りが進展。米ドル/円は一時119.35円レベルまで下落しました。米ドル売りが一巡した後は様子見ムードが広がり119円台半ばレベルでもみ合う動きとなりました。

2015年3月3日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 120.142 120.264 119.376 119.724
ユーロ/円 134.371 134.433 133.683 133.824
豪ドル/円 93.292 93.782 92.982 93.617

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年3月4日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は118円から120円のレンジ圏でもみ合う動きを継続。今後は同レンジを上下どちらに放れるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 120.00 120.50 119.50 119.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

米ドル/円同様、レンジ圏での値動きを継続しています。今後は134円から136円のレンジを上下どちらに明確に放れるか見極める場面にあるようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 134.50 135.00 133.50 133.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

昨日は円を買い戻す動きが優勢となる中、豪政策金利据え置きを受けて豪ドル/円は底堅い動きとなりました。上値では、節目の94円にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、93円ちょうどや92円ちょうどなどの各節目がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 94.00 94.50 93.00 92.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年3月4日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年3月4日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:50 (仏) 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 53.4 53.4
★★ 17:55 (独) 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 55.5 55.5
★★ 18:00 (欧)2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 53.9 53.9
★★ 18:30 (英)2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 57.5 57.2
★★ 19:00 (欧)1月小売売上高(前年同月比) 2.3% 2.8%
★★ 19:00 (欧)1月小売売上高(前月比) 0.2% 0.3%
★★★ 22:15 (米)2月ADP雇用統計(前月比) 21.9万人 21.3万人
★★★ 24:00 カナダ銀行 政策金利 0.75% 0.75%
★★★ 24:00 (米)2月ISM非製造業景況指数(総合) 56.5 56.7
★★ 28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します