昨日(2015年2月27日)の動向
東京市場では、新規材料に乏しい中、米ドル/円は119円台前半レベルで小幅にもみ合う動きとなりました。海外市場では、米GDPが市場の事前予想を上回る内容となった一方、その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が2009年以来の低水準になったほか、米2月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が上方修正されたなど、一連の米経済指標の内容が強弱がまちまちであったことから方向感が定まらず、米ドル/円は119円台半ばレベルでもみ合う動きとなりました。NY市場引けにかけては月末要因の持ち高調整による米ドル買いの動きが優勢となり、米ドル/円は一時119円台後半レベルまで上昇しこの日の取引を終えました。
2015年2月27日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.364 | 119.795 | 119.108 | 119.552 |
ユーロ/円 | 133.671 | 134.264 | 133.430 | 133.835 |
豪ドル/円 | 93.091 | 93.642 | 92.724 | 93.416 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年3月2日)の展望
【米ドル/円】
上値では、節目となる120円ちょうどに乗せきれるかが焦点となりそうです。一方下値では118円半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 120.00 | 120.50 | 118.70 | 118.30 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロの対米ドルの動きにも注意を払いたいところです。上値では136円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、133円半ばや133円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 134.50 | 135.00 | 133.50 | 133.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、節目の94円台を回復できるかが焦点となりそうです。下値では92円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.60 | 94.00 | 92.70 | 92.20 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年3月2日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年3月2日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:30 | (英)2月製造業購買担当者景気指数(PMI) | 53.3 | 53.0 |
★★★ | 19:00 | (欧)2月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比) | -0.5% | -0.6% |
★★ | 19:00 | (欧)1月失業率 | 11.4% | 11.4% |
★★ | 22:30 | (米)1月個人所得(前月比) | 0.4% | 0.3% |
★★ | 22:30 | (米)1月個人消費支出(PCE)(前月比) | -0.1% | -0.3% |
★★★ | 22:30 | (米)1月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比 | 0.1% | 0.% |
★ | 0:00 | (米)1月建設支出(前月比) | 0.3% | 0.4% |
★★★ | 0:00 | (米)2月ISM製造業景況指数 | 53.1 | 53.5 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します