昨日(2015年2月20日)の動向
東京市場では日経平均が3日連続で続伸。ただ、先行き不透明なギリシャ情勢を見極めたいとの動きから様子見ムードが強まり、米ドル/円は118円台後半レベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では序盤、ユーロ圏財務相会合への警戒からリスク回避の円買いが優勢となり、米ドル/円は一時118.40円レベルまで下落。しかしその後開催された会合で「ギリシャの支援プログラムを6月末まで延長することで合意に達した」ことが伝わるとユーロ高・円安が進展。リスクオフムードが強かった市場の流れが一変し、米ドル/円も119円前半レベルまで上昇しました。
2015年2月20日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 118.953 | 119.187 | 118.272 | 119.045 |
ユーロ/円 | 135.192 | 135.905 | 133.547 | 135.467 |
豪ドル/円 | 92.680 | 93.453 | 92.427 | 93.384 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年2月23日)の展望
【米ドル/円】
上値では節目となる120円をしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の118円ちょうどなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.50 | 120.00 | 118.25 | 118.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ギリシャの支援プログラムが合意されたことから、ユーロ/円は135円後半レベルまで上昇しました。上値では136円をしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、先週末の安値水準133円半ばレベルや133円ちょうどなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 136.00 | 137.00 | 133.50 | 133.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では94円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の92円や直近安値の91円半ばレベルなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.50 | 94.00 | 92.00 | 91.60 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年2月23日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年2月23日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:00 | (独)2月IFO企業景況感指数 | 107.7 | 106.7 |
★★ | 0:00 | (米)1月中古住宅販売件数(年率換算件数) | 495万件 | 504万件 |
★★ | 0:00 | (米)1月中古住宅販売件数(前月比) | -1.8% | 2.4% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します