昨日(2015年2月6日)の動向
東京市場では、米雇用統計を控えて欧州通貨を中心にポジション調整の動きが優勢となりました。米ドル/円は117円台半ばレベルで小幅にもみ合う動きとなりました。
海外市場では、強い米雇用統計の結果を受け、米ドル/円が上昇。1月の米非農業部門雇用者は市場の事前予想22.8万人に対して結果25.7万人の増加。一方失業率は結果5.7%と予想の5.6%より小幅に悪化しましたが、前回分が大幅に上方修正されました。今回の雇用統計の結果を受けFRBが年央までに利上げを開始するとの見方が広がり、日米の金利差を意識した米ドル買い・円売りが進展。米ドル/円は一時119.22円レベルまで上昇しました。
2015年2月6日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 117.476 | 119.223 | 117.108 | 119.040 |
ユーロ/円 | 134.862 | 135.192 | 133.891 | 134.675 |
豪ドル/円 | 91.579 | 93.102 | 91.574 | 92.768 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年2月9日)の展望
【米ドル/円】
米雇用統計の結果を受け、米ドル/円は上値を拡大しました。上値では、節目の120円ちょうどが意識されそうです。一方下値では118円ちょうどがサポートとして機能するか注目となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 120.00 | 120.50 | 118.00 | 117.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ここ数日レンジ内での値動きが続いています。どちらに抜けるかが争点となりそうです。上値では135円半ばレベルをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、132円ちょうどの水準が意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 135.35 | 136.00 | 132.45 | 131.75 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では93円台にしっかり乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方、下値では92円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.50 | 92.00 | 91.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年2月9日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年2月9日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 16:00 | (独)12月経常収支 | 208億ユーロ | 186億ユーロ |
★ | 16:00 | (独)12月貿易収支 | 160億ユーロ | 179億ユーロ |
★★ | 0:00 | (米)1月米労働市場情勢指数(LMCI) | - | 6.1 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します