昨日(2015年2月2日)の動向
東京市場では、前週末の米株安や日経平均先物の影響などを受け早朝に円買いが先行し、米ドル/円は117円を割りこみ、一時116円台半ばレベルまで下落しました。その後、本邦実需筋などの買いが支えとなり米ドル/円は117円後半レベルまで値を戻す展開となりました。海外市場では、発表された米1月のISM製造業景況指数が市場の事前予想を下回ったことや米長期金利の低下・米株下落などが嫌気され米ドル/円は117円半ばレベルから一時117.20円レベルまで下落。117円半ばレベルまで小幅に戻してNYクローズを迎えました。
2015年2月2日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 116.938 | 117.871 | 116.938 | 117.607 |
ユーロ/円 | 132.219 | 133.588 | 132.203 | 133.341 |
豪ドル/円 | 90.616 | 92.026 | 90.616 | 91.729 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年2月3日)の展望
【米ドル/円】
引き続き米ドル/円は116円から120円台のボックス内で推移しています。目先上値では118.40円レベル、下値では昨日の安値116.93円レベルをどちらに抜けるかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 117.80 | 118.40 | 117.20 | 116.80 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では、134円ちょうどをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、132円ちょうどや130円ちょうどなどの各節目がサポートとして機能するかが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 133.60 | 134.40 | 132.00 | 131.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では93円台にしっかり乗せきることができるかがポイントとなりそうです。一方下値では、91円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 92.00 | 93.00 | 91.00 | 90.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年2月3日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年2月3日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:30 | (英)1月建設業購買担当者景気指数(PMI) | 57.0 | 57.6 |
★★ | 19:00 | (欧)12月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) | -2.5% | -1.6% |
★ | 22:30 | (加)12月原料価格指数 | -9.0% | -5.8% |
★ | 22:30 | (加)12月鉱工業製品価格(前月比) | -0.6% | -0.4% |
★★ | 0:00 | (米)12月製造業新規受注(前月比) | -2.4% | -0.7% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します