昨日(2015年1月2日)の動向
東京市場では、ユーロ売り・米ドル買いの流れが継続し、米ドル/円120円前半レベルまで上昇しました。欧州中央銀行(ECB)による量的緩和拡大への期待や、ギリシャ政局の混乱などがユーロの重しとなりました。海外市場では、米ドル/円は120円台後半レベルまで上昇したのち反落。米ドルの対ユーロでの上昇や日米金利差を意識した米ドル買い・円売りなどから米ドル/円は一時120.74円レベルまで上昇。その後、米12月ISM製造業景況指数が市場の事前予想を下回ったことから、一時120円台を割り込み、米ドル/円は119.80円レベルまで下落しました。その後は米株価や米長期金利が反発したことから米ドル/円も120円半ばまで値を戻す展開となりました。
2015年1月2日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.719 | 120.740 | 119.707 | 120.451 |
ユーロ/円 | 144.919 | 145.315 | 144.120 | 144.579 |
豪ドル/円 | 97.883 | 98.113 | 97.344 | 97.477 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年1月5日)の展望
【米ドル/円】
ユーロ売り・米ドル買いの流れから、米ドル/円は底堅い値動きとなりました。上値では節目の121円ちょうどが意識されそうです。一方下値では、120円ちょうどの大台がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 121.00 | 121.50 | 120.00 | 118.10 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ売り・米ドル買いの流れから、ユーロ/円も軟調な値動きとなりました。下値では、節目の143円ちょうどや142円半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 145.00 | 145.50 | 143.00 | 142.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、節目の98円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の97円ちょうどが直近サポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 98.00 | 98.75 | 97.00 | 96.25 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年1月5日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年1月5日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 18:30 | (英)12月マークイット建設業PMI | 59.0 | 59.4 |
★★ | 22:00 | (独)12月CPI<速報値>(前月比) | 0.1% | 0.0% |
★★ | 22:00 | (独)12月CPI<速報値>(前年比) | 0.3% | 0.6% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します