昨日(2014年12月2日)の動向
東京市場午前中は、利益確定のドル売りが先行していましたが、午後に入ると日経平均が持ち直すと円売りの様相となりました。その流れのまま、ロンドン市場に入ると、世界の主要株式市場が堅調に推移し、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方などから更に全体的に円が売られ、米ドル/円は119円台を回復し、2007年8月上旬以来の円安・ドル高水準を更新しました。米長期金利が上昇した事も意識され、その後も底堅く推移し119円前半での動きとなりました。
2014年12月2日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 118.337 | 119.289 | 118.221 | 119.218 |
ユーロ/円 | 147.579 | 148.183 | 147.453 | 147.602 |
豪ドル/円 | 100.520 | 101.162 | 100.276 | 100.666 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年12月3日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円の上値はこのまましっかりと119円台をキープできれば、次の節目となっている120円が意識されそうです。下値では119円ちょうどがいったんのサポートとなりますが、そこを割り込むと、昨日の安値118.20円レベルがサポートとして機能するかが争点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.75 | 120.00 | 119.00 | 118.20 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値は148円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では日足・12日移動平均線の推移する147.10円レベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 148.00 | 149.20 | 147.10 | 146.65 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円の上値は、101円をしっかり上抜く事が出来れば、再び102円が意識されそうです。一方下値では、100円を下抜けると99円が意識されそうです。上下ともに節目の値段が意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 101.35 | 102.00 | 100.00 | 99.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年12月3日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年12月3日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 17:50 | (仏) 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 48.8 | 48.8 |
★ | 17:55 | (独)11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 52.1 | 52.1 |
★ | 18:00 | (欧)11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 51.3 | 51.3 |
★ | 18:30 | (英) 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI) | 56.5 | 56.2 |
★ | 19:00 | (欧)10月小売売上高(前月比) | 0.5% | -1.3% |
★★ | 22:15 | (米)11月ADP雇用統計(前月比) | 22.2万人 | 23万人 |
★★ | 24:00 | (米)11月ISM非製造業景況指数(総合) | 57.5 | 57.1 |
★ | 28:00 | (米)米地区連銀経済報告(ベージュブック) | N/A | N/A |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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