昨日(2014年12月1日)の動向
東京市場では、先週末の米ドル高の流れを引き継ぎ、米ドル/円が上昇。日本国債の格下げを受けて円売りが加速し、米ドル/円は約7年4ヶ月ぶりとなる119円台を付ける展開となりました。海外市場では、今週末に発表を控える、米雇用統計を前に、ポジション調整などによる米ドル売りが優勢となり、米ドル/円が反落。また、欧米株価の下落を受け、リスクオフから米ドル売り・円買いが強まると、米ドル/円は118円台を割り込み一時117.85円レベルまで下げ幅を広げました。Tだ、118円台割れの水準では買い支えられ、その後は118円台前半レベルでもみ合う動きとなりました。
2014年12月1日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 118.730 | 119.130 | 117.841 | 118.382 |
ユーロ/円 | 147.983 | 148.151 | 147.092 | 147.627 |
豪ドル/円 | 100.538 | 100.828 | 100.078 | 100.515 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年12月2日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は一時118円台を割り込む動きとなりました。上値では、119円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の118円ちょうどや直近安値117.25円レベルなどが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 118.960 | 119.500 | 117.600 | 117.000 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は米ドル/円につられる形となり上値の重い展開となりました。上値は148円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では147円ちょうどや146円ちょうどなど各節目が意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 148.000 | 149.200 | 147.000 | 146.000 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は上下共に方向感のない値動きとなりました。上値では101円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。下値では100円ちょうどがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 101.350 | 102.000 | 100.000 | 99.500 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年12月2日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年12月2日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:30 | (英)11月建設業購買担当者景気指数(PMI) | 61.0 | 61.4 |
★★ | 19:00 | (欧)10月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) | -1.3% | -1.4% |
★★ | 19:00 | (欧)10月卸売物価指数(PPI)(前月比) | -0.3% | 0.2% |
★★ | 22:30 | (米)イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長発言 | - | - |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します