昨日(2014年11月18日)の動向
東京市場では、日経平均上昇を足がかかりに米ドル/円は116円台後半レベルへ上昇。その後、安倍首相の会見前、消費増税の延期を織り込む形で米ドル/円は一時117円台へ上昇、会見で正式表明されるとその後は材料出尽くしによる利益確定売りに押され116円台前半レベルへ反落する動きとなりました。海外市場では、米長期金利の上昇や株価の上昇などを背景に米ドルが再び買われ米ドル/円は116円後半レベルまで上昇しました。
2014年11月18日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 116.679 | 117.048 | 116.319 | 116.855 |
ユーロ/円 | 145.261 | 146.639 | 145.151 | 146.461 |
豪ドル/円 | 101.602 | 102.227 | 101.327 | 101.896 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年11月19日)の展望
【米ドル/円】
日米金利差を意識した円売り・米ドル買いが根強く、米ドル/円は底堅く推移しています。上値では、2007年10月につけた高値117.90円レベルが意識されそうです。一方下値では、7-9月期GDPのネガティブサプライズ後に付けた115円台半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 117.10 | 117.90 | 116.30 | 115.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
昨日発表されたドイツ景況感を受けユーロが上昇。ユーロ/円も146円台半ばレベルへ上昇しました。上値ではボリンジャーバンド+2σが位置する148円ちょうどの水準を明確に上回ることかができるか注目です。一方下値では、先週後半にもみ合いとなった144円半ばレベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 147.50 | 148.00 | 145.00 | 144.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、102円ちょうどにしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、100円の大台がサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 103.20 | 104.00 | 101.40 | 101.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年11月19日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年11月19日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:00 | (欧)9月経常収支 | N/A | 189億EUR |
★★ | 18:30 | (英)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 | 0.1% | 0.0% |
★★★ | 22:30 | (米)10月住宅着工件数(年率換算件数) | 102.5万件 | 101.7万件 |
★★★ | 28:00 | 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 | N/A | N/A |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します