昨日(2014年10月16日)の動向
東京市場では、日経平均株価が一時400円安となったことから、米ドル/円は106円台前半レベルで上値の重い展開となりました。海外市場では、スペイン債入札が目標上限に届かなかったことが嫌気され欧州株が全面安となったことからリスク回避の円買いが強まり、米ドル/円は一時105円台半ばレベルまで下げ幅を拡大。ただその後はNYダウが持ち直したことなどが手掛かりとなり、米ドル円は106円台前半レベルまで反発してこの日の取引を終えました。
2014年10月16日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 105.941 | 106.459 | 105.503 | 106.322 |
ユーロ/円 | 135.933 | 136.277 | 134.137 | 136.168 |
豪ドル/円 | 93.481 | 93.512 | 91.767 | 93.092 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年10月17日)の展望
【米ドル/円】
上値では、日足・50日移動平均線が位置する106.20円レベルを終値ベースでしっかりと上抜けできるかに注目です。下値では、105円ちょうどでサポートされるかが焦点となりそうです。105円台をしっかりと割り込んできた場合、日足・100日移動平均線が位置する104円ちょうどの水準も視野に入ってくる可能性があります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 107.00 | 106.75 | 105.20 | 104.65 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
スペイン債下落を嫌気してユーロ/円は一時134円ちょうどまで下落。その後、ファンド勢などによるユーロ買戻しが観測され136円台まで急反発しました。上値では、大台の137円ちょうどを回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、134円ちょうどの水準がサポートとして機能するかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 136.00 | 136.50 | 135.00 | 134.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、94円ちょうどを上回ることができるか注目です。一方下値では、92円ちょうどの水準でサポートされるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.50 | 94.50 | 91.60 | 91.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年10月17日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年10月17日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 21:30 | (米)9月住宅着工件数(年率換算件数) | 100.8万件 | 95.6万件 |
★★★ | 21:30 | イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 | N/A | N/A |
★★ | 22:55 | (米)10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 | 84.0 | 84.6 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します