昨日(2014年10月9日)の動向
東京市場では、米ドル/円が続落。昨日ニューヨーク時間に公表されたFOMC議事要旨がハト派的と受け止められ、米早期利上げ観測が後退をした流れを受け、東京市場でも米ドル売りが進展。日経平均株価の下落も影響し、米ドル/円は107円半ばレベルまで下落しました。海外市場では、米ドル/円が小幅に上昇。この日発表された米失業保険申請件数が米景気後退以前の水準まで低下したことなどを受け米ドル買いが入ると、米ドル/円一時108円台を回復しました。ただ、NYダウがマイナス幅を拡大するとリスク回避の円買いが米ドル/円の上値を抑え再び107円台後半まで反落する動きとなりました。
2014年10月9日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 108.101 | 108.32 | 107.525 | 107.823 |
ユーロ/円 | 137.614 | 137.868 | 136.647 | 136.844 |
豪ドル/円 | 95.530 | 95.833 | 94.438 | 94.688 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年10月10日)の展望
【米ドル/円】
上値では、節目108円ちょうどや日足5日移動平均が位置するする108.50円レベルを上回ることが出来るかが焦点となりそうです。一方下値では、昨日安値107.50円レベルや107円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそう
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 108.50 | 109.00 | 107.50 | 107.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では、引き続き138円ちょうどをしっかりと上抜けることができるかが注目です。一方下値では、136.50円レベルや136円ちょうどなど各節目でサポートされるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 138.00 | 138.50 | 136.50 | 135.80 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は日足・100日移動平均が位置する95.85円レベルと日足・200日移動平均が推移する94.50円レベルの間を推移しており、今後このレンジを上下どちらに放れるかが注目されています。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.85 | 97.15 | 94.50 | 94.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年10月10日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年10月10日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 21:30 | (加)9月新規雇用者数 | 2万人 | -1.10万人 |
★★ | 21:30 | (加)9月失業率 | 7.0% | 7.0% |
★ | 27:00 | (米)9月月次財政収支 | 820億ドル | -1,287億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します