米ドル/円、一時108円台割れ手前の水準まで下落

昨日（2014年10月2日）の動向

東京市場では、前日の米株大幅下落を受けて日経平均が軟調に推移したことで、米ドル/円は108円台半ばレベルまで下落しました。海外市場では、米雇用統計発表を前にしたポジション調整の米ドル売り押され、上値の重い地合いを継続。ドラギ総裁の記者会見で国債購入についての言及がなかったことを受け対ユーロでの米ドル売りが強まると、米ドル/円も一時108円台割れ手前の水準まで下落しました。

2014年10月2日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	108.906	109.116	107.989	108.436
ユーロ/円	137.408	137.722	136.869	137.343
豪ドル/円	95.072	95.806	94.891	95.416

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2014年10月3日）の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は本日の米雇用統計の内容次第で調整一服となるか注目です。上値では、一昨日高値となる110.09円レベルを意識した値動きとなりそうです。一方下値では、108円ちょうどや9月17日安値107円ちょうどなど各節目を意識した値動きとなりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	109.00	110.09	108.00	107.00

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、日足・100日移動平均線が位置する138.10円レベルを回復できるか注目です。一方下値では、137円ちょうどや136.50円レベルなどが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	139.00	139.80	138.00	137.50

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、96円台を回復できるか焦点となりそうです。一方下値では95円ちょうどでサポートされるかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	96.00	96.90	95.00	94.20

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年10月3日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2014年10月3日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	16:55	(独)9月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）	55.4	55.4
★★	17:00	(欧)9月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）	52.8	52.8
★★	17:30	(英)9月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）	59.0	60.5
★	18:00	(欧)8月小売売上高(前年同月比)	0.7％	0.8％
★★★	21:30	(米)9月失業率	6.1％	6.1％
★★★	21:30	(米)9月非農業部門雇用者数変化(前月比)	21.5万人	14.2万人
★★★	21:30	(米)8月貿易収支	-408億ドル	-405億ドル
★★★	23:00	(米)9月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）	58.5	59.6

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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