昨日(2014年9月30日)の動向
東京市場では、米欧で主要イベントが控えているため米ドル/円は様子見から109円前半から半ばレベルで小動きとなりました。海外市場では、米系企業の四半期末のリパトリ(外貨建て資産売却・ドル買い)や米債利回りの上昇などを受け米ドル/円が上昇。昨日の高値を更新し、一時109.84円レベルまで上昇しました。ただ、その後発表された米7月のS&P/ケースシラー住宅価格指数が市場の事前予想を下回ったほか、米9月の消費者信頼感指数が5月以来の低水準へ鈍化したことなどが米ドルの上値を抑え、米ドル/円は109円半ばレベルまで反落。その後も同水準でもみ合う動きとなりました。
2014年9月30日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 109.475 | 109.847 | 109.188 | 109.625 |
ユーロ/円 | 138.878 | 138.932 | 137.941 | 138.460 |
豪ドル/円 | 95.446 | 96.045 | 95.125 | 95.885 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年10月1日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は日足・ボリンジャーバンドの+1σに沿って上昇を継続。上値では、大台の110円を意識した値動きとなりそうです。一方下値では、109円ちょうどや108.50円など各節目を意識した値動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 110.00 | 110.50 | 109.00 | 108.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では、139円ちょうどを回復できるか注目です。一方下値では、138円ちょうどや日足・50日移動平均線が位置する137.70円レベルなどが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 139.00 | 139.80 | 138.00 | 137.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は上値の重い地合い継続。上値では、96円台を回復できるか焦点となりそうです。一方下値では95円ちょうどレベルでサポートされるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.10 | 96.90 | 95.00 | 94.20 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年10月1日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年10月1日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 17:30 | (英)9月製造業購買担当者景気指数(PMI) | 52.7 | 52.5 |
★ | 20:00 | (米)MBA住宅ローン申請指数(前週比) | N/A | -4.1% |
★★★ | 21:15 | (米)9月ADP雇用統計(前月比) | 20.5万人 | 20.4万人 |
★★ | 23:00 | (米)9月ISM製造業景況指数 | 58.5 | 59.0 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します