昨日(2014年9月19日)の動向

東京時間早朝、スコットランド独立に関する住民投票は反対派が優勢との報道が伝わると円売りが加速。英ポンド/円は、安心感から買い戻しが入り一時3円近い上昇。米ドル/円も6年ぶりの高値となる109.46円レベルまで上昇しました。その後は、材料出尽くし感や急激な円安に対する警戒感から、円が買い戻され。米ドル/円は一時108.60円レベルまで反落。その後は下げ渋り109円台を挟んで小幅にもみ合う動きとなりました。

2014年9月19日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 108.715 109.465 108.597 109.061
ユーロ/円 140.471 141.221 139.690 139.935
豪ドル/円 97.754 97.921 97.212 97.372

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年9月22日)の展望

【米ドル/円】

日米金融政策の違いから、米ドル高優勢の動きが継続しています。ただ、米ドル/円は8月半ばの上昇開始から約1ヵ月で6円近く上昇しており高値警戒感も台頭しているもよう。下落局面では注意が必要との声もあるようです。上値では、109円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、108.50円や108円ちょうどなど各節目が意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 109.50 110.00 108.50 108.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

米ドル/円のつれ高となり堅調推移となっています。ただ、ECBは引き続き量的緩和の姿勢を崩しておらず、米ドル/円上昇の勢いが後退するとユーロ/円の上値も重くなるとの声もあるようです。テクニカル的にも日足・ボリンジャーバンドの+3σにタッチ後、陰線で引けていることから一旦は調整局面にはいるのではとの指摘もあるようです。上値では、141円ちょうど、一方下値では139円ちょうどなど各節目がターゲットとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 140.50 141.20 139.60 139.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は97円台での限定的な動きとなりました。上値では節目の98円ちょうど、下値では日足・5日移動平均線の位置する97.25円などがそれぞれポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 98.00 98.50 97.25 96.60

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年9月22日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年9月22日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 21:30 (米)8月シカゴ連銀全米活動指数 0.33 0.39
★★ 23:00 (米)8月中古住宅販売件数 520万件 515万件
★★ 23:00 (米)8月中古住宅販売件数(前月比) 1.0% 2.4%
23:00 (欧)9月消費者信頼感指数<速報値> -10.5 -10.0
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します