昨日(2014年9月15日)の動向
東京市場は祝日・休場で動意を欠き、米ドル/円は107円前半レベルで小幅にもみ合う動きとなりました。海外市場では、米8月鉱工業生産が市場の事前予想を下回る結果となったほか、米長期金利も軟調となったことなどを受け、米ドル/円は一時107.10円レベルまで下落。その後は積極的に米ドルを売り込む材料もなく、小幅に値を戻し107円台前半レベルでもみ合う動きとなりました。
2014年9月15日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 107.267 | 107.365 | 107.009 | 107.170 |
ユーロ/円 | 139.105 | 139.159 | 138.465 | 138.687 |
豪ドル/円 | 96.662 | 96.888 | 96.393 | 96.762 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年9月16日)の展望
【米ドル/円】
連日続いた高値更新は一段落となったものの、引き続き高値圏での値動きとなりました。今週発表を控えるFOMCの内容を見極めての値動きとなりそうです。107円台を中心に上下どちらに放れるか注目が集まります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 107.40 | 108.00 | 106.60 | 106.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は一時節目の139円を上抜ける動きとなりました。ウクライナの地政学的リスクは引き続き不安視されるものの対円ベースでは米ドル/円に連れ高となっています。上値では、139円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、138円ちょうどや日足・50日移動平均線が位置する137.35円レベルなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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ユーロ/円 | 139.50 | 140.00 | 138.00 | 137.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は中国指標の悪化を受けて豪ドル売りが先行。上値では98円を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の96円ちょうどや、100日移動平均の位置する95.70円レベルなどサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 98.00 | 98.60 | 96.00 | 95.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年9月16日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年9月16日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 17:30 | (英)8月消費者物価指数(CPI)(前月比) | 0.4% | -0.3% |
★★ | 18:00 | (欧)9月ZEW景況感調査 | N/A | 23.7 |
★★ | 18:00 | (独)9月ZEW景況感調査(期待指数) | 5.0 | 8.6 |
★★ | 21:30 | (米)8月卸売物価指数(PPI)(前月比) | 0.0% | 0.1% |
★★ | 21:30 | (米)8月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) | 0.1% | 0.2% |
★★ | 29:00 | (米)7月対米証券投資(短期債除く) | 250億ドル | -187億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します