昨日(2014年8月28日)の動向

東京市場では、日経平均株価が軟調となったことや米長期金利の低下を受け、米ドル/円は103.70円レベルまで下落する動きとなりました。海外市場では、ロシア軍がウクライナ東部に侵攻したとの報道を受けてリスク回避の流れが強まり、米ドル/円は一時103.55円レベルまで下落。その後発表された米GDPは市場の事前予想を上回る結果となったものの反応は限定的で、103円後半レベルで小幅にもみ合う動きとなりました。

2014年8月28日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 103.852 103.921 103.555 103.733
ユーロ/円 137.014 137.208 136.425 136.744
豪ドル/円 96.953 97.244 96.790 97.049

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年8月29日)の展望

【米ドル/円】

上値では、104円台に回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では節目の103.50円レベルや103円ちょうどがそれぞれサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 104.000 104.250 103.500 103.350

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円はウクライナ関連の報道や、量的緩和の動向に神経質な動きとなりそうです。上値では137円ちょうどや137.20円レベル、下値では136円ちょうど付近がポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 138.000 138.500 136.000 135.500

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は材料難から小幅な値動きとなっています。上値では97.20円レベルを超えられるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の96.50円レベルや96円ちょうどなどがそれぞれサポートして機能するか注目されます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 97.200 97.500 96.500 96.000

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年8月29日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年8月29日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 21:30 (米)7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) 0.1% 0.1%
★★ 21:30 (米)7月個人所得(前月比) 0.3% 0.4%
★★ 21:30 (米)7月個人消費支出(PCE)(前月比) 0.2% 0.4%
★★★ 21:30 (加)6月月次国内総生産(GDP)(前月比) 0.2% 0.4%
★★★ 21:30 (加)4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前期比年率) 2.7% 1.2%
★★ 22:45 (米)8月シカゴ購買部協会景気指数 56.5 52.6
★★ 22:55 (米)8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 80.0 79.2
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します